かつお漁に異変が・・・ [高知家の日記]
昨日、野島水産の大トロ焼きかつおの事を
紹介したばかりなのに、
今朝の地方新聞でショッキングな内容の記事が・・・
それは、今年の鰹の漁獲量が異常に少ないと言う
内容の記事です
(静岡・三重・宮城の各県でも同様)
和歌山県では、毎年開催されている『ケンケンかつお祭り』を
今年は不漁により中止する事が決定されました
この現象は、実はここ数年続けて発生しているのだそうですが、
今年は、近年と比較しても更に厳しい状況となっているようです。
高知では、例年の1/10、和歌山では1/20の漁獲量と言う
厳しい状況におかれています
この鰹漁の不漁は、高知県だけで起きているのではなく、
日本全域で同じ状況となっているらしいのです。
原因の予測としては、黒潮の源流域であるフィリピン沖での
乱獲ではないかとの見解で、
早急に世界的な保護政策を講じる必要があると指摘しています。
最近では、魚を食べる習慣が世界中に広まり、
鰹だけではなく、近年ではマグロの保護についても
いろいろと言われていますよね
日本の食文化が世界に注目され、広まる事は歓迎しますが
限られた資源は大切にしたいものですね。
ついこの前には、南極における日本の調査捕鯨に対し
厳しい判定が下りましたが、
実は、クジラよりも保護が必要な海の資源は
他に沢山あるのではないかと思ってしまいます。
もう、こんな状況は見られないのでしょうかね
安くて美味しい鰹が、今後食べられなくなるとは考えたくないですが、
現実は、そう言った方向へ向かっているようなので、
何とか早急に対策を講じてもらいたものです。
タグ:鰹の危機的不漁
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